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二日目。
まずは、ホテルのレストランで朝食。
レストラン入口ではルームナンバーをチェックされる。
あぁ、遂に僕も外国後を喋んないといけない!
と緊張してしまい、「309」(宿泊していた部屋番号)をつい口から出た言葉が…
「スリーゼロきゅう」
・・・(~_~;)
しかも、間違いに自分では最初全然気付いてなくて、
『なんでこんな簡単な英語でさえ通じないのか』と若干ヘコみ始めた時に
ハッと気付いて恥ずかしくなった。
それでもジェスチャーでなんとなく通じちゃうから凄い。
食事は、生ハム、ベーコンとスペインらしいものがズラリと並び、
フルーツ類もドッサリ。先日も書いたけど、果物は本当にうまい!
食事の後、スペイン最初の観光は「プラド美術館」から
はっきり言って、美術館なんて今までの人生経験の中、
ほぼ興味を持てなかったところではあったけど、実際入ってみて、印象がガラリと変わった。
プラド美術館、凄い…。
ヨーロッパの美術館が総じて凄いのかもしれないけど、
まず規模が半端なくデカい。絵も会場も。
思ったんやけど、こういうのは是非ガイドさん付きで行った方がいい。
絵が書かれた時代背景や豆知識とか加わると面白さが何倍にもなる。
そんな中、僕が僭越ながら大変気に入った画家さんが
「ベラスケス」。
特に『ラス・メニーナス(女官たち)』は見ていてあまりの感動に綺麗な涙がこぼれそうだった。
観覧時間は2時間半くらいだったか。1/3ぐらいしか見れずに終了。
儚いもんです。今度また来ることがあったら、残りを観ようっと
んで、次はスペイン広場。
ここはスリが多発するところで有名…のはずが、
僕らが来た時には、人間がおらず、むしろ「ここ本当に観光名所?」
と不安がよぎったほど
ドン・キホーテとサンチョパンサ、そして作者のセルバンテス像。
まぁここはサッサと通過し、次は「王宮前広場」。
入口に衛兵さんが突っ立ってて、遠目からパシャパシャ写真撮るだけで終了の予定が、
なんとその日は「騎馬兵衛兵交代式」が催されてた(日本人ガイドさんも初めてと興奮)。
小太鼓と笛を吹きながら衛兵さんが行進してきたかと思うと、
その後に白馬の衛兵様が登場。
この一連の様子を観察し、添乗員さんが
「無敵スペイン艦隊も落ちたわね」的なことをボソっと言ってたのが耳に残った。
この頃になるとおなかもすいてきて、
待ちに待ったというか、待望のパエリア料理が登場。
お店は「SIRENA VERDE」というところ。
スペイン人は日本はもちろん、他のヨーロッパの国々と比べても変わった習慣を持っていて、
昼食は大体14時~16時に食べて、
夕食を20時~から取り始めるらしい。
なんで、12~13時くらいに訪れても僕ら以外客0。
むしろそんな早い(?)時間に空いているお店はなかなかないとのこと。
食事代はツアー料金に含まれてはいたけど、
飲み物代は入っておらず、ユーロでお金を払う必要があった(水も有料やしね)。
スペイン人は適当と言うかなんちゅーか、本当に幸せな人たちで、
細かいことは気にしない。
同じ料理でも食材の切り方は皿ごとに異なるし、
コップに次ぐ飲み物の量もコップごとに違う。
添乗員さんいわく、文句を言っても不思議がられるだけらしく、慣れるしかないとのこと
↑本当に違くてビックリ。
酒の飲めないツレの分の方が多かったので、交換してもらった。
後は、食べかけの皿とかもふとした隙に持ってかれたりもした(笑)
この写真じゃ分からんかもしれんが、超デカい。
流石、外国はボリュームが半端ないね。
味もgood
スパイン料理は、口に合います。
おなか一杯になったところで、ここで今日は終了。後はフリータイム。
僕の場合は、オプションツアーとして「トレド半日観光」を申し込んでた。
65ユーロ。高いっす、JTB。
続きは次回。
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