ここで母娘1組が土産物買いにツアーグループを勝手に離れ、
集合時間内に戻ってこない事態に…。
しかし、実は午後は午後で僕らは別の会社主催の
ヴェルサイユ宮殿半日ツアーを申し込んでおり、
早くしないと間に合わないという緊迫した状況へ。
そんな中、突然のスコール
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に襲われるというタイミングの悪さ。
ひとまず、1組を除いてはバスに戻り、ひたすら待つこと20分。
探しに戻っていたガイドさんと、問題の母娘がやっと戻ってきた。
娘さんは
「すみませ~ん…」とひどくバツの悪そうな表情と声で謝ってバスに入ってきたが、
驚いたのがそのお母さんの方で、
なぜか逆切れしているご様子で、
「す、み、ま、せ、ん、で・し・たー!!」と
謝り方も完全に本意ではないことアリアリな言い方…。
流石に怒りが湧いてきましたが、それは後で夫婦内でプリプリ言えば済むことで、
とりあえず帰ってきたずぶ濡れガイドさんに事情を説明し、
自分らだけ、本来の解散場所の前、つまり次のツアーの集合場所でバスを降ろしてもらいなんとかセーフ
次のヴェルサイユ宮殿半日ツアーをお願いした会社は
「みゅうトラベル」。
でっかい大型バスに参加者は6名のみ…なんともお寒い雰囲気(笑)
まずは
小トリアノンに。
マリー・アントワネットさんのお庭ですね。
王妃の村里、一番の写真撮影ポイントらしい。
雲行きが怪しいと思われるでしょうが、実は
結構雨ザーザーでした
ガイドさんが庭を歩きつつ
「実は私、ここの庭を紹介している時に雨降ったことないんですよ!」
とか言って、ツアー客が「オォ!」と歓声を上げた5分後に
雨ザーザー
ですよ。
こっちも気まずいじゃないですか、ガイドさん。
小トリアノンは本当に小さな別荘という感じ。
特に見どころもないかなー。メインはやっぱり庭だと思います。
本当はじっくり見たかったんですが、時間も限られていたので
大トリアノンも省略し、ヴェルサイユ宮殿に移動。
たぶん、本当は1日がかりで回らないと厳しいくらいの規模。特に庭。
実は訪れた当日は、前日宮殿がお休みだったこともあって、
2日分の観光客が押し寄せるという
超混雑ぶり
どんだけ混んでいるかというと
写真でも納まりきれない長蛇の列。
これから自分らは一番写真左端の列に並ぶわけですが、写真では切れています。
写っている人はほぼ全員並んでいると思ってください。
結局入館までに1時間~1時間半ほどかかり、ガイドさんに言われた言葉が
『帰る時間がありますので
30分で出てきて下さい』
という
鬼命令。
広大な敷地、物凄い行列…
正直、人込みのせいで身動き取れない状況で部屋から部屋に移動するのすら厳しい
最初からダッシュ
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で、出口を探しつつ宮殿内の部屋を
チラ見して行く必要があり、
もう
『時間内に出口に辿り着くことが目的』となっている変な構図(笑)
案の定、はぐれちゃうカップルが出てきてましたが…
そんな中、撮れた写真をいくつかピックアップしときます。
宮殿内は壁画や金だらけ、豪華ですね。
見て欲しいので、人の数ですが(笑)ここは大広間だからいいものの、
この数が小部屋・廊下にもウジャウジャいる感じです。
これが最も有名な
『鏡の間』ですね。
欧米人の背丈が高いので、写真的には
邪魔。ここも人が多いです。
この時点で
残り5分くらいになり、迷路の中、汗だくで焦ってます。
ナポレオンの戴冠です。ルーブルにも同じものがあります。
同じ作者、ルイ・ダヴィットさんが書いています。こんなでかい作品よぅ2つも作る気になったわ。
1作目は3年がかり、2作目のこれは14年ががりだとか…。
同じ作品ですが、完全コピーは許されなかったので、ちょっと変えています。
絵の左端側に立っている女性の衣装がルーブルでは白ですが、こちらではピンクになっています。
ナポレオンの妹『ポーリーヌ』さんですね。
結局2,3分遅れでなんとか集合場所に到着…
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妻もヘロヘロでした。帰りのバスは爆睡
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です。
パリに帰り着いたらもう夕飯どき
初日にJALパックの女性がかなり強くご推薦した
『ホテル・デゥ・ルーブル』1階のレストランを予約して行きました。
8000円程度のコースでしたが、これがワインや食事が微妙な内容…。
JALパックの女性の顔を思い出しつつ、妻と苦笑い。
まぁまたHPのグルメコーナーで写真をいつかアップしましょうか。
時差ボケと日中の疲れ、そして
ワイン
で意識が遠のき、
気付いたら二人とも寝てました。
二日目終了。