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- Date:2024年11月02日
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先日、講演会に出席したところ、
その内容が「神経内科の怪談」ってな感じで、ちょいと怖い話だった。
どうも怪談と呼ばれる話を150話ぐらい読破して、
それをまとめたとか…
それで、怪談、つまり幽霊や妖怪を大きく、4つに分類し、
それぞれに勝手に病名をつけて勝手に診断基準を作ってみんなにお披露目してた。
一見、馬鹿らしいことを本気でやる先生の熱意にはすごいの一言。
話の途中に(怪談をネタにした)落語のVTRを流したりと面白かったなー
もちろん、神経内科という医学での話なので、全て医学的に説明しようとする。
大体は、幽霊を見る条件として睡眠障害があり、
後頭葉や頭頂葉、海馬・扁桃体周辺に関連があるとのこと。
原因はいろいろで、てんかんや変性疾患、統合失調症とか色々考えられるらしい。
ちなみに、面白かったのは「金縛り」の話で
金縛りは、入眠早期にいきなりREM睡眠に陥ると起こるんやけど、
ある実験で脳波をとりながら、金縛りを起こしやすい被験者を寝かしつけ、
寝たと思ったらすぐさま起こす!ということ(いじめ)を繰り返すと、
被験者は寝入りばなにREM睡眠に陥るようになる。
そこで、被験者を起こして聞くと
「いま、金縛りになりました。体は動かず、でも眼だけは動いて周りはよく見えました」
と、いうんだけど、
ビデオで見ると、その間(金縛り中)実は眼は閉じっぱなし。
つまり、完全に寝てる状態
起きてる状況から突然REM睡眠に陥るもんで、脳はまだ起きてると勘違い。
周りの景色はもちろんのこと「見てる」っていう行為自体が幻覚なんだって。
他にも面白い話色々聞かせてもらって、楽しかったです