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終末期

 終末医療をどこまでするか…という問題が臨床では結構大きい。

目の前で呼吸状態がみるみる悪くなり、
気管挿管し、透析を回せば意識はなくなるやろうが、命は繋ぎ止められる…という状況下で、

でも、その患者はnon-CPR(延命処置を行わない)。


苦しむ患者の前で何も出来ないのが歯痒い。
家族も「なんとかならないんですか!?」と当然のように聞いてくる。




医療資源を使って延命は可能やけど、ほぼ意識はないし、
『ただ、心臓が動いている』のを望むかどうかは患者本人の意思。
…やけど、案外主治医の考えが相当影響する。だから責任重大。

終末期医療は答えがなくて本当に難しい。これからもずっと悩んでいくんやろうなぁ。

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