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病院の福利としての英会話教室があって11月から新シリーズが開校。
しかも2000円/月というお手頃価格。
…ということなので、英語を「スーパー」苦手とする僕は悩んでたけど、
ええい!やってみるか!と
行ってみた
コースは「日常英会話超ビギナーコース」、「上級コース」、「医療英語初級コース」「中級コース」の4つ。
迷わず「日常英会話超ビギナーコース」へ。
僕合わせて十数人の受講者。
事務系が殆どでそこにちょっとリハビリの人がいる感じ。
医師は僕一人。
僕を知ってる方は僕を見ては
「先生、わざわざ初級からの参加有難うございます」「えー先生このコースですか?」
と驚かれるが、はい間違いようがなく僕はここが相応しい場所です。よろしくお願いします。
やっぱり恥をかくなら知り合いがいないとこが良かったなー…。
まぁ、そう言ってられもせず授業が開始、「what,who,when」とかいう基本的な会話の練習から…。
隣の人と二人組になって会話の練習、僕の隣は…オバちゃんA
僕「What is your hobby?」
オバちゃんA「え~…登山!マウンテン、登山!」
なんて居心地の良さだ。これぞ初級コース!と悦に浸っていると
クリス(先生)が何やら紙を用意してみんなに配り始めた。
その紙には「僕の大好きな果物は○○」「僕の大好きな飲み物は」「僕の誕生日は○月です」と書いてる。
どうも、その○のところに自分のことを記入し、全員分の紙を集めて混ぜておき、
ゲームスタートと同時に紙を引いて、
英語で尋ねて書いた本人を当てっこしようというルールのようだった。
僕は飲み物に「ミルク(牛乳)」と書いて提出。
そしてゲームはスタート。
しかし、白熱してると自分が何を書いたのか分からなくなってきた。
そうこうしていると案の定「What is your favorite drink?」と聞かれたので混乱した僕は
「apple juice」と咄嗟に嘘ついてみたこれが悪夢の始まりとも知らずに…。
その後も気にせず嘘をつき続け、ゲームも終了。
やれやれ終わったかと思ってると、おもむろにクリスが「これ誰が書いたの?」と
机の上に残った「僕のミルクの紙」を高々と持ち上げて聞き始めやがった。
後に引けない僕は「僕のではありません」と真っ向から否定
そうしたら、まずいことに場が「エー誰?怖いー幽霊?」なんて盛り上がってきた
まずい、非常にまずい。
一番犯人調べに躍起になってたのがクリスで
一人ずつ筆記を照合し始めた。(なんて奴だ)
犯人探しはいけないって小学校の時に習わなかったんかい
一人ずつクリスが回り始めたので素早く僕は自分のメモ帳を鞄に隠し、
「あ、もうそろそろ終わる時間だ」と帰り支度を開始する作戦に出てなんとかスルー。
もちろん筆記が似ている人は見つからず、クリスは「Who!?Who!?」と叫び続けてる。
なんてひつこい
そしたら「Oh!」と今度は笑い始め、周りもなんだなんだと聞いてみたら
「紙をみんな見てみてよー」と言い始め、覗き込むとそこに書いていた文字は
「mike」
・・・「マイク!!No,milk。Ahahahaha!」
とみんな大爆笑
さらに出づらくなった僕。冷や汗が滝のよう。
医師は僕一人。
耐え抜いた1時間だった。
自宅に帰り妻に報告すると抱腹絶倒。
妻を見返すための英会話教室はまだ始まったばかり、
で終了間際か?とほほ。
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