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<あらすじ>
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮 らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢 いから、運命の歯車が動き出す。
<感想>
大ヒット映画「君の名は」小説版です。
映画をなかなか見に行く時間がないので、代わりに小説を読んでみました。
ゆっくり読んだところ2時間半程度で読了。
遠出するときのお供にちょうどいいぐらいです。
で、感想は…というと
とっかかりで感じたのは、「読みにくい…」です(笑)
設定を何も知らなかったので。
男の精神が女の体へ、女の精神が男の体へ入れ替わる話だと
知ってからは、戸惑いつつもなんとか話に入れました。
新海誠監督が創る映像美は定評があるようですが、
小説でもなんとなく作品に宿る色彩を感じ取れます。
…が、おそらく、この作品を楽しむには映画の方が正解でしょう、たぶん。
よくできた作品だと思います。
軽めのタッチなので、若い人たちが胸キュンするのにはいいと思います。
感動話…ではないので、
似たテイストで泣ける方を希望するのであれば、
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」
の方がおすすめかな。
おすすめ度:☆☆☆
作者:新海誠
文庫:262ページ
出版社:KADOKAWA(2016/6/18)
読了:2016/10/7
[0回]
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